登記申請書類を作成する
株式会社設立登記申請書の作成
株式会社設立の登記を行うため、「株式会社設立登記申請書」を作成します。
申請書には次の事項を記載します。
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記載事項 |
記入にあたっての注意点 |
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商号 |
（株）と省略しないで、「株式会社」と記載します。 |
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本店所在地 |
定款に「市町村まで」定めている場合も、「町名・番地まで」記載します。 |
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登記の事由 |
「平成○年○月○日発起（募集）設立の手続完了」と記載します。 日付は株式の払い込み手続きが終了した日です。 |
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登記すべき事項 |
登記すべき事項は申請書には記載せずに、磁気ディスクまたは登記所に備え付けのOCR用紙に記録します。 「別途FDのとおり」または「別紙のとおり」と記載します。 |
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課税標準金額 |
資本金の額を「金○○万円」と記載します。 |
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登録免許税 |
課税標準金額の1,000分の７の額になります。 「金○○万円」と記載します。最低15万円かかります。 |
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添付書類 |
設立しようとする会社の形態によって添付する書類が異なります。 |
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申請人の住所と氏名 |
申請人である会社の本店所在地と商号、代表取締役の住所と氏名を記載し、会社の代表印を押します。 |
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申請する登記所名 |
本店所在地を管轄する登記所名を記載します。 |
添付書類
添付が必要な書類は、設立しようとする会社が発起設立か募集設立かによって違ってきますし、機関設計によっても違います。
添付書類の一例
- 定款
- 発起人の同意書
- 設立時取締役選任及び本店所在地決議書
- 設立時取締役の就任承諾書
- 印鑑証明書
- 設立時取締役の調査報告書
- 払い込みがあったことを証する書面
- 資本金の額の計上に関する設立時代表取締役の証明書
添付書類によっては、定款の援用により不要となるものもあります。
その場合は、添付書類名の後に、「定款の記載を援用する」と記載します。
登記すべき事項を記録する
登記すべき事項を「磁気ディスク」に記録するか、登記所に備え付けてある「別紙（OCR用紙）」に記載します。
登記する内容は、「商号」「本店所在地」「公告をする方法」「目的」「発行可能株式総数」「発行済株式の総数」「資本金の額」「役員の氏名・住所」など、会社に関する重要なことがらです。
印鑑届書
設立登記の申請の際には、会社を代表する取締役の印鑑の届出が必要です。これが会社の実印である代表者印となります。
印鑑の届出は「印鑑届書」によって行います。商号調査の際に法務局で入手しておくと良いでしょう。
申請書類をとじる
最後に登記所に提出書類をとじます。とじる前に提出書類に不備がないか確認しましょう。
確認が終わったら申請書類を２つのグループに分けてまとめます。
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第1グループ |
第2グループ |
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・株式会社設立登記申請書 ・登録免許税納付台紙 ・定款 ・添付書類（登記申請書の記載順に重ねる） |
・磁気ディスクまたはOCR用紙 ・印鑑届書 |
第1グループをホチキスで留めます。第2グループはホチキスで留めずに重ねます。
第1グループを上に、第2グループを下にして重ねクリップでまとめます。